消防設備点検の費用は今より安くできるかも?

2023.02.25

みなさんこんにちは、今西電気商会です (^^)/

 

消防設備点検の見積を数社からとると、結構価格差があることにおどろく方もいらっしゃるようです。

そこで今回は「結構あてはまる消防設備点検費用が高くなる原因」をどどーんとお伝えしたいと思います。

 

【業者側の高くなる原因】

1.広告に費用を掛けている

2.消防設備点検資格者であって消防設備士でない

【お客様側の高くなる原因】

3.単発の点検依頼である

4.集客サイトから申し込みをしている

5.検索結果の上に出てくる「スポンサー」欄の業者に申し込んでいる

6.管理会社や警備会社、不動産会社に任せている

 

 

では順番にご説明していきますね(^_^)

 

1.広告に費用をかけている

これは「5.スポンサー欄の業者に申し込んでいる」と同じでもありますが、点検業者を検索エンジンで探した際に表示される結果順位の上に、有料で広告を出している業者が表示されます。

つまりリンクの横に「スポンサー」「広告」といった記載がある業者に申し込んでしまうと、当然ですが広告費用が点検費用に上乗せされますので、割高になる傾向があります (T_T)

 

2.消防設備点検資格者であって消防設備士でない

消防設備点検の有資格者には「消防設備点検資格者」と「消防設備士」があります。

消防設備点検資格者は3日ほどの講習を受けて、教科書もちこみのテストを受ければ資格が取れるのに対し、消防設備士は、法令・物理・実技などで構成される合格率30%ほどの国家資格試験に合格したものです。

消防設備士は消防設備の設置・設計やメンテナンスに日常から関わり、消防署との協議も日々の業務ですので、消防設備に対する理解度が比較的高い傾向にあります。

法令を理解し消防署との協議になれている消防設備士の方が、不必要な点検・改修を避けることができる可能性は高くなります。

また、点検資格者はメンテナンスができないので、必要に応じて消防設備士に外注をする必要があり、割高になる傾向があります。

 

3.単発の依頼である

消防設備の点検は法定どおりの場合6ヶ月1回の実施が必要です。

その実施した結果の消防署への提出は、1年又は3年に1回必要です(物件の用途による)

単発の依頼の場合、設備の把握、書類の作成がすべてイチからとなるので、時間的なコストがかかり費用に跳ね返ってきてしまいます。

 

4.集客サイトから申し込みをしている

検索エンジンで業者を探した際に表示される結果の中に、実際に地元の業者ではなく、点検の依頼を受けて、その後地元の業者に仲介するものがあります。

こういった業者さんは地元の業者を装っていても、会社概要を見ると別地域の住所であったりするので、ホームページをよく見るとすぐに分かります。

こういった業者さん経由になると、集客サイトの業者さんの手数料+実際の点検業者の費用となるため、割高になります。

 

6.管理会社・警備会社・不動産会社にまかせている

このパターンも各会社さんが手数料をとって、点検業者に依頼する場合が多いので、費用が高くなる傾向にあります。